夜勤彼氏とうまくやっていく方法【LINE連絡時の注意点、付き合い方】

この記事は、

彼氏が夜勤ではたらいているが、どう接すればいいのか分からない…。

という悩みを解決したく執筆しております。

夜勤彼氏との「距離感」は、とても大事なので記事にしました。

夜勤は体力的にも、精神的にも負荷のかかる勤務形態なので、接し方いかんによっては夜勤彼氏との関係性が悪化してしまう可能性があります。

そのため、夜勤彼氏をもつ際には夜勤への理解が求められます。(夜勤未経験で理解しろというのは、酷なんだけどね)

本記事では、完全男目線で「夜勤彼氏との付き合い方のポイント」をまとめます。

男って、こう考えるんだ」という気付きのきっかけ、夜勤彼氏といい付き合いをしていく一助になれたら幸いです。

※ 読み進める上で「性差」を意識してもらえたら幸いです。「女だったら、普通そうは考えない」ということも、性差によって男は考えます。この「性差」こそ、男と女の関係を狂わせる強敵の一つなのです。

なお、本記事は以下の構成でお送りします。必要のない部分は適宜読み飛ばして、知りたい部分だけ読んでください。

① 夜勤彼氏の【夜勤明け】の扱い方について
② 夜勤彼氏の【夜勤明け】の扱い方につい
③ 夜勤彼氏との【すれ違いポイント】
④ 夜勤彼氏との【将来】について
ex) 同棲、結婚

※ ちなみに、本記事の内容は、付き合っていない「好きな人」が夜勤の場合でも転用可能です。「夜勤が絡む各場面で、男はこう考える」という一つの指標にしてもらえたらいいと思います。

夜勤彼氏の「夜勤明け」の取り扱い

まずは「夜勤明け」の彼氏との接し方について。

まず「夜勤の勤務形態・勤務時間への理解」がマストです。疲労度も理解できると、尚よし。

 

彼氏の夜勤の勤務形態にもよりますが、一般的には夜勤は2交代制の16時間勤務なので、勤務開始が17時~18時あたりから終了時間が朝10時~11時になります。

【2交代制とは】
1日を2つに分割して、シフトを回す方式。1日は24時間なので、日勤8時間・夜勤16時間に分割するのが一般的。
※ 3交代制という組み方もあり、その場合は早番(6時-15時)、中番(14時-23時)、遅番(22時-7時) で3等分したりもする。

2交代制の場合、夜勤明けの過ごし方は2通りに分けられます。

① 帰ったらすぐ寝て、夕方 or 夜に起きる
→ 4、5時間寝て、夕方の17時、18時くらいに起きる人もいれば、がっつり寝て19時、20時くらいに起きる人もいる

食事の取り方もいくつかのグループに分けることができます
(1) 家に帰って、お昼ご飯を食べてから寝るタイプ
(2) 朝ご飯を多めに食べて昼は食べずに寝るタイプ
(3) 朝ご飯も食べないし、家に帰ってから昼も食べないで寝るタイプ

このタイプは、明け = 自分だけの時間という認識があるので、そっとしておいてあげるのがいいでしょう。
彼からすれば「16時間はたらいた後の休息時間は、何も考えずにボーっとしたい」というくらいの面持ちです。
夜勤明けのまめな連絡は期待しない方がいいでしょう。

② そのまま一日を過ごし、夜ふつうに寝る
→ 体力ある人に多く、明けでスポーツをしたり、ふつうに友達と遊んだりします。(←このタイプだと、明けデートも可能かな?)
とは言っても、彼には彼の時間があるので、明けデートに積極的な答えが返ってこないのであれば、彼にとって明けは自分の時間を楽しみたいということなのでしょう。明けデートしている人は私の周りでも聞かないです。職場の人と明けサッカーしたり、ご飯食べに行ったり、職場のつながりが優位かもしれません。

関連記事:【夜勤明けにおすすめの過ごし方は?】明けの休み、なにして過ごす?

夜勤彼氏の「夜勤前」の取り扱い

次に、夜勤前の夜勤彼氏との接し方について。

前提として、夜勤スタートが17時 or 18時だとすると、夜勤前は半休以上の自由時間があります。

とは言え、16時間の夜勤が待ち受けているので、過ごし方は十人十色です。

① 前日の夜、明け方くらいまで起きて、夜勤当日は出勤時間ギリギリまで寝て過ごすタイプ
→ 夜勤前日の夜が会うチャンスかもしれないですね。朝まで一緒に過ごしてくれることを望んでいるかもしれません。

 

② 前日の夜もそれなりの時間に寝て、夜勤当日も普段通り朝起きるタイプ
→ 昼寝を挟む人 or 昼寝を挟まない人います。
昼寝を挟む方がふつうです。(昼寝なしで、9時起き~16時間夜勤突入って、体力お化けだよね。夜勤中、休憩があるとはいえ)

 

昼寝は、寝たい時間と職場までの時間で把握できます。
(ex) 夜勤前1時間半は昼寝したくて、通勤時間が30分で、勤務開始が17時からの場合
→ 17時 – 30分 – 1時間30分 – 諸々用意などの30分 = 昼寝は14時30分~16時までにする

会うなら、夜勤前のモーニング or 早めのお昼でしょうね。(とは言っても、昼寝の時間を確保できなくなるとしんどいので、デートするよりLINEで連絡取るくらいがベストかと)

関連記事:【夜勤前におすすめの過ごし方は?】スムーズに夜勤に入るために

★ 夜勤前に応援LINEをしよう ★

夜勤前の彼女からの応援LINEは、夜勤彼氏からするとマジでうれしいです。

毎夜勤前 (である必要はないし、やるすぎはよくないかもだけど) に応援LINEをくれる彼女がいるとすれば、それは、もうちょっとした心の支えになると言っても過言ではないです。

とくに、彼の夜勤が業務上大変であればあるほど、応援LINEの威力は増します。また、彼氏が夜勤のシフトリーダー等やっているなら、応援LINEの効果は倍増します。

■シフトリーダーとは?
夜勤のある仕事では、コンビニや居酒屋と同じように「日勤」「夜勤」がシフト制で交互に回ってきます。そのため、各勤務帯に責任者として「シフトリーダー」が設定されます。

日勤では、シフトリーダー以外でも常勤者などいたりして、シフトリーダーの負担はやや軽減されるのですが、夜勤においては何かがあったときの責任はシフトリーダーが取るので、プレッシャーが増します。

話をもとに戻すと、応援LINEの内容は、多くは語らず、シンプルに「がんばって!」とか「夜勤いってらっしゃい!」だけでいいです。

あるいは、夜勤明けの夕方に「夜勤お疲れさま!」と添える (夜勤明けの退勤のタイミングだと、返事を欲しがってる感があってちょっと微妙。「寝て起きたら、LINE来てた!」くらいが心地いい。(もちろん、彼氏の性格にもよるけどね)

応援上手は、好かれますよー。

夜勤彼氏との「すれ違いポイント」

夜勤前、夜勤明けにデートしたり、まめな連絡を要求すると、彼氏の性格によっては関係がギクシャクしてしまう可能性があります。

■危険
・夜勤前、夜勤明けにデート
・まめな連絡を要求

だからこそ、夜勤前と夜勤明けの「距離感」には一層の注意が必要です。(夜勤彼氏のペースに合わせてあげると「この子、分かってるなー」とGood Point入る可能性も大です。)

一方、夜勤明けに関しては「ひと眠りして、夜は何かしたい」と考えている人が多いので、夜勤明けの夜デートはOKもらいやすい候補筆頭です。

【例】タイムスケジュール

10時:夜勤終了
10時~16時:就寝
16時:活動開始 ←この辺りから暇になりやすい

そのままお泊りなんていいのではないでしょうか。(その後の夜更かしは厳しいけど)

夜勤彼氏との「将来」について

夜勤彼氏との将来を考える上でのステップは「同棲」「結婚」ですね。

【夜勤彼氏との同棲】

ともに暮らしつつ、適度は距離感を保つことができれば、夜勤彼氏との同棲は居心地いいと思います。

 

■Good Point
① 彼氏が夜勤のときは一人の時間が作れる (「そういうの、さみしくてムリ」という人は夜勤彼氏との同棲は向きません)
② 明けを休みとカウントすれば、一緒に入れる時間は多い

 

■Bad Point
① 夜勤明けは快適な睡眠がとれる環境を整えなくてはならない
② 夜勤前の過ごし方は、彼が望むスタイルに合わせなくてはならない

間取りは、1DKか1LDKあれば十分です。彼氏が寝たいときに寝れる環境さえ確保できていれば、大きな問題に発展することはないでしょう。(リビングと寝室が分かれていさえすれば、彼氏を寝かしつつ、リビングで何かすればいいわけだし。逆に、1Rや1Kだと “睡眠の確保” という面できびしい。そもそも、2人暮らしで1Kに住まないとは思うけど。)

【夜勤彼氏との結婚】

結婚を考えるのであれば、このまま夜勤を続けるのか、続けないならどういう道を進むのか (転職?部署異動?)というところまで、イメージしておいた方がいいでしょう。(もちろん、キャリアの方向性を決めるのは彼自身なのですが)

とくに、給与面に関しては夜勤を辞める段階で、夜勤手当+深夜割増手当がもらえなくなるという点で、一度ベースダウン(目安2万~4万/月くらい。正直デカい)があるので、そこについては理解しておいた方がよさそうです。

・夜勤手当:会社が任意で社員に支給する手当。3000円/回が相場

・夜勤割増手当:法律 (労働基準法) に定めのある手当で、23時 – 5時の間ではたらいた分については給料が25%プラスして支払われる

※ 夜勤手当と夜勤割増手当を足して、夜勤従事者は月2万~4万くらいベースアップしている

独身なら、お金に困らない。ただし、結婚するには足りない可能性がアリ。それが夜勤です。

上記の理由から、そこそこ待遇がいいのが夜勤従事のいいとこなのですが、結婚を視野に入れると少し厳しいかなというところです。

そもそも、夜勤ではたらく仕事自体、上流工程というよりむしろ下流工程で、言い方を選ばずに言えば「誰にでもできる仕事」です。

私が担当する業務も、ほとんどがフロー (手順) に従えばいいだけなので、最低限の日本語の理解力とITに関する基本的な知識さえあれば、できないということはありません。

もちろん、国のインフラを支えていたり、重要なシステムを守っている(IT夜勤の場合)という点で言えば、重要性の高い業務になるのですが、いかんせん「作業ゲ―」に陥りやすい性質上、今後の給与の伸びが限定的にならざるを得ません。

(知能労働なようで、実は肉体労働の一種です。新しい仕組みを作ったり、顧客を獲得するというより、すでにある仕組みの中で運用するという領域なので「より早く、より多く」の作業をすることが仕事の価値となります。)

ですから、結婚して夫にある程度の稼ぎ (具体的には、年収600万円オーバー) を期待するなら、夜勤からはどこかのタイミングで脱出しなくてはいけません。

(IT夜勤のシフトリーダーで、年収600万弱くらい。逆に「600万あれば十分!」ということであれば、500万ちょい+夜勤手当で600万には到達しますので、夜勤継続でなんら問題ありません。30代後半で体力的にきつくなってくることを除けば。)

関連記事:【夜勤のお給料って、どれくらい?】夜勤正社員の給与相場は?