消防士に夜勤って、あるの?
火災や事故から町の平和を守る消防士さん。
そんな消防士さんには、夜勤があります。
しかも、消防士の夜勤はほかの夜勤シフトと比べて、ずいぶんと特殊なはたらき方をします。
今回は、消防士の夜勤についてまとめます。
消防士の夜勤は、24時間勤務
消防士の夜勤は、丸々1日24時間はたらくことになります。
消防士はシフトの入り方からすでに特殊で「」といったように「丸一日はたらく→丸一日休み」というサイクルを3回くり返すと、2日間のお休みがもらえます。
消防士の夜勤の休憩時間は、約8時間
勤務時間24時間の内、8時間は休憩時間になります。
[voice icon=”https://willcom7.com/wp-content/uploads/2019/01/wp-1547791950870..jpg” name=”ウィル” type=”l”]さすがに、24時間はたらきっぱなしでは死んでしまいます。
[/voice]ただ休憩の時間も、火災や事故が発生して出動要請があれば、すぐさま駆け付けなくてはいけません。
そう考えると、休憩時間も気が抜けませんね。
消防士の夜勤には、色々な手当がつく
消防士の夜勤には、色々な手当がつきます。
【1】深夜割増手当:22時~5時までの勤務に支給
【2】夜勤手当:夜勤1回ごとに支給
【3】特殊手当:出動1回ごとに支給
【4】残業手当:休憩時の出動時に支給
上記の4つのお給料がつくおかげで、消防士のお給料は想像しているよりも高くなります。消防士は、高給取りなんです。
深夜割増手当
夜勤手当
特殊手当
消防士の夜勤には「特殊手当」という手当がつきます。
火災出動・救助出動・救急出動した際に支払われる手当のこと。
要するに、消防士が出動した際に支払われる手当のことです。
[voice icon=”https://willcom7.com/wp-content/uploads/2019/01/wp-1547791950870..jpg” name=”ウィル” type=”l”]そりゃあ、何事もない夜勤より、現場に出動する方が疲れます。
[/voice]そのため、火災や事故があって消防が出動するときには、消防士には特殊手当が支給されます。
火災出動・救助出動・救急出動それぞれの料金相場は下記です。
【1】火災出動:火災現場への駆けつけ
●機関員:400円/回
●隊員:1回300円
【2】救急出動:
●救急救命士:500円/回
●機関員:400円/回
●その他隊員:300円/回
【3】救助出動
●機関員:400円/回
●隊員:300円/回
「1回500円」というのを見て
あれ、少なすぎでは…?
と感じる方もいるでしょう。
しかし、この特殊手当は「出動1回あたり」の支給額です。
これらの特殊手当は、出動1回ごとに支給されるので、一晩のうちに何回も出動することになれば、その分支給額は高くなっていきます。
[voice icon=”https://willcom7.com/wp-content/uploads/2019/01/wp-1547791950870..jpg” name=”ウィル” type=”l”]給料アップのため「火災や事故おきないかな?」と内心思っている消防士もいます。
[/voice]消防士の夜勤のつらいところ
【1】体育会気質なところ
【2】休憩中であっても、熟睡できない
【1】体育会気質なところ
配属先にもよるかもしれませんが、消防士の職場は体育会気質なところがあることが多いみたいです。
先輩の言うことはゼッタイだったり、気合いと根性で解決するようなところだったり。
そういう空気感が好きな人にはむしろいいですが、苦手な人にはつらいかもしれません。
【2】休憩中であっても、熟睡できない
前述したように、消防士は休憩中であっても、出動要請があれば出動しなければなりません。
なので、休憩中であっても気を抜くことができないんです。
消防士の夜勤のいいところ
【1】お給料が高い
【2】休日の日数が多い
【3】公務員で安定
【1】お給料が高い
先述したように、消防士の夜勤はお給料が高くなります。
[voice icon=”https://willcom7.com/wp-content/uploads/2019/01/wp-1547791950870..jpg” name=”ウィル” type=”l”]深夜割増手当・夜勤手当・特殊手当・残業手当の4つの手当がつくのは大きいよね
[/voice]生活していく上で、お金は大切ですからね。
[aside]ちなみに、夜勤手当の計算方法については、こちらの記事にまとめました。
[/aside]【2】休みの日数が多い
【3】公務員だから安定
まとめ
消防士の夜勤について、お伝えしました。
いかがだったでしょうか。
もう一度おさらいすると、こんな感じ。
●勤務時間は24時間(内、8時間は休憩時間)
※ただし出動陽性あれば、休憩時間であっても出動
●4つの手当が支給される(深夜割増手当、夜勤手当、特殊手当、残業手当)
●お給料が高い、休みの日数が多い、公務員で安定がいいところ
●体育会気質な雰囲気、休憩時間も熟睡できないのがわるいところ
体力があって、体育会気質なところが嫌いじゃない人には、理想的な仕事といえるでしょう。
公務員だから安定というところも、大きいです。
反対に、長時間の労働がきつかったり、休憩時にも熟睡できないのがきつい、という声も。
どちらも、よしあしといったところです。
[aside]消防士以外の夜勤について知りたいという方には、こちらの記事がおすすめ。夜勤の仕事12種類をまとめました。
[/aside]