【解説】多相睡眠のやり方|ショートスリーパーになりたければ、短い仮眠を!

皆さんは「多相睡眠」という言葉をきいたことがあるでしょうか。

おそらく、あまりなじみのない言葉になるかと思います。

多相睡眠とは、一日に複数回の睡眠をとることをいいます。

ただ、この「多相睡眠」が毎日の睡眠に効果があるとのことで、少しだけ説明させてください。

多相睡眠とは

多相睡眠とは、一日に複数回の睡眠をとることをいいます。

別名「分割睡眠」ともいわれています。

一日の睡眠は「6~8時間を1回」が一般的ですが、多相睡眠は睡眠をとる回数が複数回になります。

夜の睡眠とは別に日中に短い仮眠をとることによって、一日を睡眠を分割します。

ちょうど、赤ちゃんが実践している睡眠の仕方です。

赤ちゃんは、夜の睡眠だけでなく、日中のお昼寝が複数回ありますよね。

スポーツの世界では、サッカー代表のクリスティアーノ・ロナウドが取り入れている睡眠法です。

ビジネスの世界でも、世界的に有名なGoogle社やYahoo社で推奨されている睡眠法の一つです。

日本ではなじみの深い言葉ではありませんが、ひそかに注目されている睡眠法になるわけです。

多相睡眠のメリット

多相睡眠を取り入れることによって、睡眠の質が向上するといわれています。

仮眠やお昼寝は、体力や集中力の回復のために必要とされていますが、多相睡眠はこの「仮眠やお昼寝を推奨する睡眠法」になります。

そのため、ストレスの発散や気分転換に効果がありそうです。

多相睡眠のデメリット

一方、多相睡眠にはデメリットもあります。、

主なデメリットは「寝過ごしのリスク」と「寝起きのコンディションがわるくなること」です。

どちらも、お昼寝や仮眠のデメリットとまったく同じです。

短い睡眠を取ることは体力や集中力の回復に効果的なのですが、正直ほどよいタイミングで目覚めることができるか、寝起きのコンディションを回復できるかはやってみないとわかりません。

少しの仮眠のはずだったのに、寝すぎてしまった…

昼寝をしたせいで、昼休み後の会議でボーっとしている時間があった…

というリスクもあります。

多相睡眠のやり方

多相睡眠のやり方は、シンプルです。

夜の睡眠とは別に、日中に20分から30分程度の仮眠をする時間を取ればいいんです。

仮眠の回数は個人差があるかと思いますが、カラダに疲れを感じたり、集中力の低下を感じたタイミングで仮眠を繰り返します。

仮眠を繰り返すことによって、一時的な体力や集中力の回復が見込めるだけでなく、夜の睡眠の時間を徐々に減らしていくことができます。

最後に

今回は、多相睡眠についてお伝えしました。

多相睡眠は、体力や集中力の回復や、夜の睡眠時間の減少に効果がありそうな反面、寝過ごしや寝起きのコンディション悪化のリスクもあります。

ただ、多相睡眠に慣れてきて、このあたりをコントロールすることができれば、いいこと尽くしの睡眠方法なので、ぜひ実践してみてください。