「【夜勤中の食事のポイント】気を付けることは?」という記事で、夜勤中の食事のポイントについてお伝えしました。
夜勤中の食事は、どうしても偏った食事になりやすいので、夜勤前・夜勤明けの食事により気を使う必要があります。
夜勤前の食事は、どこに気をつければいいのでしょうか?
今回は、夜勤前の食事のポイントについてお伝えします。
夜勤前の食事のポイント
夜勤前の食事のポイントは、そんなに多くはありません。
【前提】満腹は眠気をさそいます
まず、大前提として「夜勤前に満腹になること」はおすすめしません。
ヒトは満腹になると、眠気を感じるようになります。
お昼ご飯をたくさん食べたお昼休憩明けの午後にねむくなるのと、同じ原理です。
この仕組みには「オレキシン」という脳内物質が関係しています。
オレキシン → 脳を覚醒させる脳内物質
オレキシンは「眠気をおさえるホルモン」だと考えてもらえるといいかもしれません。
オレキシンの活動が活発になれば眠気を感じなくなり、オレキシンが活動が抑制されれば眠気を感じるようになります。
オレキシンの活発化・抑制化のメカニズムは、狩猟をしていた原始時代にまでさかのぼります。
ザっと略すと、以下のイメージです。
●空腹を感じる → 獲物を捕らえて食べないと死んでしまう → 脳が目覚める
●満腹になる → 当分の間は食がなくても死ぬことはない → 安心して眠くなる
眠気を感じないのは、生命に危険がおよんでいると錯覚するからなんです。
夜勤ではたらく際には、ねむいくらいなら空腹のほうがマシだと思うので、夜勤前の食事はほどほどに。
大豆製品は、栄養をキープできる
豆乳や納豆、豆腐など、大豆製品を夜勤前にとっておくと、夜勤終わりまで栄養を確保することができます。
というのも、大豆製品は「植物性たんぱく質」でして、植物性たんぱく質は「ゆっくりと時間をかけてカラダに吸収される」という特徴があります。
(※逆に、豚肉・牛肉・鶏肉などお肉は、比較的みじかい時間で吸収されます。)
夜勤のスタミナ切れ対策に、大豆製品は効果的!
僕自身、夜勤前には「調整豆乳」を飲むようにしていますが、その甲斐あってかスタミナが切れることなく夜勤を終えることができています。
まとめ
夜勤前の食事のポイントについてお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
●満腹は、眠気をさそう【前提】
●大豆製品は、スタミナキープに効果的
夜勤前の食事は、夜勤のコンディションを左右します。
夜勤の前準備として、食に気をつかってみると、夜勤がラクになるかもしれません。
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